シワ・小じわの原因と対策


年齢を重ねるごとに気になるしわや小じわ。

顔の中でも一番印象に残る目尻や口元などのパーツに現れやすいのが特徴です。

特に怒った時や困った時などのしわや小じわは、実年齢よりも老けた印象を与えやすく、女性にとっては悩みのタネになりがちといえるでしょう。

このどうにかしたい“しわや小じわの原因”について、解説していきましょう。

 

知っていますか?お肌のメカニズム

老けた印象を与えてしまうしわや小じわに対し、最近では、市販のパックやクリームなど様々なアイテムが出回っています。しかし、しわの土台ともいえる肌のメカニズムについて、一体どのようになっているのか、意外と知らない人が多いのではないでしょうか?

ここで少しお肌のメカニズムをおさらいしておきましょう。

私たちの身体を包み込んでいる肌は『皮下組織』、『真皮』、『表皮』の3つの層から成り立っています。

肌の一番奥にある『皮下組織』は、血液によって栄養を届ける働きをしています。ダイエットの敵とも言われる皮下脂肪も、この皮下組織の一部です。普段は悪者扱いされがちな皮下脂肪ですが、外部の刺激からクッション代わりになって衝撃を吸収し、身体を守ってくれたり、外気からの熱を遮断し常に体温を一定に保ってくれたりする働きがあります。

 

表皮のしわの原因は何?

『表皮』は皮膚の一番外側にあり、その厚さは0.2ミリととても薄いもの。

外気に含まれる細菌や異物から身体を守るだけでなく、いつも体の水分を一定に保ってくれる働きをしています。

手の甲を見てもわかるようにこの『表皮』は、ツルツルではなく、細かい溝からできた『皮紋』と呼ばれる模様があります。

幼少期や思春期の10代にはこの『皮紋』はとても細かく均一のパターン模様ですが、20代半ばを越えると、皮膚の溝が深くなり、均一なパターン模様も粗くなり始めます。やがてこの溝に同一の方向性が出てきたものが、しわと呼ばれているのです。

このような皮膚の一番外側である『表皮』のしわは、肌の水分不足が起因しています。

潤いを保つことができた若い頃に比べ、加齢や紫外線の影響などが、表皮の機能低下を呼び起こす要因となり、水分保持ができなくなってしまうのです。

 

真皮の機能低下によるしわ、その原因とは?

『真皮』はスポンジのような構造で肌の弾力を保ってくれる働きがあります。

また、身体の内側から皮脂を出して肌に潤いを与えてくれるなど、日夜あなたをサポートしてくれている存在と言えるでしょう。

化粧品の宣伝でよく耳にするお肌に必須なコラーゲンやエラスチンと呼ばれる繊維細胞から、真皮は構成されていますが、不規則な生活や食生活の乱れによる栄養不足を続けていると、真皮の機能低下が始まってしまいます。

細胞レベルで衰えてしまった真皮層はコラーゲン繊維や弾力を失い深い溝となり、やがて、一度できてしまうとなかなか消すことができないしわになってしまいがちです。そのしわは額や眉間、時には口元にまで及び、人に老けた印象を与えてしまいます。

 

しわ・小じわの原因

ひとくちにしわといっても、表皮の機能低下によるしわと真皮の機能低下によるしわがあります。表皮のしわは肌の水分不足が主な原因で、肌が乾燥し目尻や口元に浅いしわができてしまいます。これに対し真皮のしわは不規則な生活や食生活の乱れなどによる毎日の習慣がしわの原因と言われていす。

 

しわ・小じわを対策しましょう!

年をとれば “しわ”や“小じわ”ができてしまうのは、仕方のないことと諦めていませんか?

しかし、忙しいからとか時間がないからなどの理由で、お手入れを怠っていると、それこそ坂を転げ落ちるように美しさや、前向きな気持ちまでも失ってしまうでしょう。

幾つになっても輝いていていたいと願うなら、毎日のチョッとした手間が必要です。

しわ・小じわの対策についていくつかご紹介しましょう。

 

しわの種類って?それぞれの特性とは?

しわには皮膚の一番外側の表皮がダメージを受けることによってできるしわと、表皮の奥にある真皮のコラーゲン繊維に深い溝ができることによって肌に表面化するしわの2種類があります。

それぞれ対処の仕方が違うので、ここで一つ一つ解説していきましょう。

  • 表皮のしわ 目を細めた時にできるような細かいしわは、表皮のしわのひとつです。表皮のしわの原因はズバリ、乾燥。頬に比べ、皮膚がもともと薄い目の周りは皮脂の分泌が少なく、いつもカサカサ乾燥しがちです。化粧水や水分保持の力が強いセラミドなどを含む保湿クリームでしっかりと不足しがちな水分や油分を補ってあげましょう。

また、目の周りの皮膚は薄いため、目をこする習慣や、強い圧力によるマッサージはしわやたるみの原因になることがあるので、注意が必要です。

 

  • 真皮のしわ 年齢を重ねることでできてしまう加齢ジワです。口元や、ほうれい線と言われる鼻から口角に向かってできるしわなどがこのタイプのしわといえるでしょう。

今まで浴びてきた紫外線によるダメージや、加齢による真皮の溝が皮膚にしわとなって表れています。

長い期間かけて肌に刻まれてしまったしわなので、改善には時間が必要です。

 

“︎真皮のしわ“って消えるの?

表皮を皮膚の下から支えている真皮はコラーゲンとエラスチンと呼ばれるクッションのような繊維細胞でできています。

約28日間のサイクルで生まれ変わる表皮に対し、真皮の再生は4〜5年という長い年月が必要です。

そのため新しく生まれ変わる再生期間中に、また紫外線や生活習慣のダメージを受けてしまうと改善できず、しわは深く刻まれたままになってしまいます。ここでは毎日できる美肌習慣についてご紹介しましょう。

  • 紫外線を避ける 紫外線は肌の奥にあるコラーゲンやエラスチンなどの真皮層にダメージを及ぼします。太陽の光を浴びると気持ちが前向きになったり、骨や歯に必要なビタミンDが摂取できたりするなど良い面もありますが、しわを顔に残すダメージを考えると頭を抱えてしまいますよね。外出中は紫外線防止クリームをぬる、帽子をかぶったり、サングラスをかけたりするなど、ダイレクトに紫外線が肌に当たらないようにしましょう。
  • 質の良い睡眠をとる 寝る前に携帯電話でメールチェック…していませんか?このような日常の“あるある“と思わずうなずいてしまう行動が、良質な睡眠を妨げています。不自然な光を放つデバイスは脳を覚醒状態にしてしまうので、30分前にはテレビや携帯のスイッチをオフにしましょう。
  • 美肌の再生“黄金タイム”を守る   美肌のゴールデンタイムは真夜中の12時を挟む午後10時から午前2時の4時間と言われています。しかし、忙しい現代社会ではなかなか午後10時に就寝するのは難しいですよね。寝なくては!という気持ちがストレスになっては逆効果。できる範囲で肌の修正に必要なゴールデンタイムの就寝を心がけましょう。

 

しわに効く食べ物とは?

美肌を再生するには、その元になる肌をつくる栄養素が必要です。真皮のしわにハリや弾力を与えるためにビタミンやコラーゲンを多く含んだ食べ物を意識して摂るようにしましょう。

例えば、鳥の手羽先や牛スジなどにはコラーゲン繊維を作り出す栄養素がたくさん含まれています。手軽に入手できるので、これらの食材を使って毎日の献立を考えてみましょう。

他にも納豆や味噌など日本の伝統的な食材には、イソフラボンという女性ホルモンやコラーゲンを増やす力があります。気軽に取れる食材なので、食事に一品添えてみましょう。

また、ビタミンCは美肌を作るには欠かせない食品です。キウイやオレンジなどの柑橘系の果物、また、ブロッコリーやポテトなどもビタミンCが豊富なので、肉や魚などのタンパク質と一緒にバランス良く摂ることを心がけましょう。

 

目もとの小じわに効くツボ

目元の小じわが目立って気になる時は保湿だけではなく、目の疲れによって目の周囲の血行が悪くなっていることが原因である場合も多いので、目の疲れを改善して目元の小じわを解消しましょう。

  • 太陽の押し方

太陽は、こめかみの目尻に近い位置にあるツボで、疲れ目以外にも老眼、頭痛、顔面神経痛などの症状の改善にも役立ちます。

太陽のツボの押し方は、人差し指が太陽のツボにあたるように両手を頬にあて、中指と薬指で人差し指を支えます。

太陽のツボは眼球のすぐそばにありますので、人差し指だけで押すと力が入りすぎて危険ですから、必ず中指と薬指で人差し指を支え、ゆっくりと数秒間圧をかけます。

  • 印堂の押し方

印堂は眉と眉の間にある小さなくぼみにあるツボで、目の疲れ以外にも頭痛、不眠、鼻炎、肌のたるみやシワを改善する効果があるので、目元のしわの解消にも役立ちます。

押すと鈍い痛みを感じる場所から生え際まで圧をかけながら中指を移動させます。

精神を落ち着かせる効果もありますので、眉間のしわも解消できます。

  • 懸顱・懸釐・曲鬢の押し方

懸顱と懸顱はこめかみの真ん中あたりにあるツボで、縦に並んでいます。

どちらも慢性頭痛、眼精疲労、顔のむくみなどの改善に役立ちます。

親指をこめかみにあて、口を開けてあごを動かすと筋肉が動く位置が懸顱、そのすぐ下にあるのが懸顱です。

両手の親指を懸釐にあて左右同時にゆっくりと深く圧をかけ、ゆっくり離すという動作を数回続けます。

次に、指の位置を少し下げて懸顱にあて、同じように圧をかけます。

曲鬢はもみあげの後ろにあるツボで、目の疲れ、頭痛に効果のあるツボで、顔の血行を良くするので、むくみやシワの改善ができます。

曲鬢も、両手の親指を懸釐にあて左右同時にゆっくりと深く圧をかけるという動作を数回続けます。

  • 顱息の押し方

顱息は耳に後ろ側、横向きに寝ると枕が当たる位置にあるツボで、頭痛、耳鳴りに効果のあるツボです。

顱息は、人差し指の指先で圧をかけて刺激を与えます。

 

 

太陽、印堂、 懸顱・懸釐・曲鬢などの目の周りやこめかみにあるツボは、目の周囲の血行を良くするので、目の疲れや頭痛に効果がある他、目元の小じわの解消にも効果があり、心を落ち着つかせることもできます。

 

こじわ・しわに効くツボ

乾燥する季節には、保湿をしっかりしても顔に小じわやしわが目立ってしまいます。

特に、まぶた、目尻、目の下など目の周囲にできる小じわやしわは、目の周りの血行が悪くなっている為にできてしまうので、目の周囲の血行を良くして目の疲れを解消するが、小じわやしわの改善に繋がります。

ツボ押しは小じわやしわの改善に加えて、心をリラックスさせる効果があり、気持ちの良いものですので、ちょっとした時間の合間にぜひ試してみてください。

 

  • 顴髎の押し方

顴髎は、頬骨と耳の間にあるツボで、顔面神経痛、副鼻腔炎、歯痛などの改善に役立ちますが、目の周囲の血行を良くして、老廃物を排出しやすい状態にする効果があるので、むくみを取ったり、小じわやしわを解消したりする効果もあります。

人差し指を顴髎のツボにあて、左右同時に持ちあげるようにして押します。

顔のこわばりもとれるので、ほうれい線の改善にも役立ちます。

  • 攅竹の押し方

攅竹は、眉毛の内側の端のくぼみにあるツボで、目の疲れ、老眼、近視、乱視などに効果がある他、頭痛、三叉神経痛、目の痛みなどを改善することができます。

目の周囲の血行が良くなるので、目元のしわの解消にも役立ちます。

目を閉じて鼻を包むようにして両手を顔にあて、人差し指で左右同時に数秒押します。

親指で押したい場合は、デスクに肘をのせて安定させ、親指におでこをのせるようにして押します。

また、指を回しながら圧をかける捻転という押し方でも効果があります。

  • 承漿の押し方

承漿は下唇の中央にあるくぼみの少し下にあるツボで、女性ホルモンを調整する効果がある為、ニキビの改善に効果がある他、目の疲れ、口元のしわや顔のこわばりを改善します。

両手の中指を重ねて承漿にあて、押し上げるように数秒押します。

  • 四白の押し方

四白は黒目の下、小鼻の横のくぼみにあるツボで、顔の血行を良くして、むくみを取り、透明感のある肌にする効果があり、小じわやしわの改善にも役立ちます。

四白に両方の人差し指をあてて、左右同時に押し上げるように圧をかけ、ゆっくり離します。

  • 地倉の押し方

地倉は口角の外側にあるツボで、口元のしわやほうれい線を改善する効果があります。

人差し指を地倉にあて左右同時に数秒圧をかけ、その後ゆっくりと離します。

 

 

顴髎、攅竹、承漿、四白、地倉のツボは、目の周囲の血行を良くし、目の疲れを取ったり、顔のむくみを解消したりする効果があり、老廃物を排出しやすくするので透明感のある肌になる他、小じわやしわの改善にも役立ちます。

 

まとめ

日々の選択や習慣が、未来の美肌へと導いてくれます。

外出時には紫外線を浴びないように帽子をかぶる、献立には野菜やフルーツを一品多く添えてみるなど、毎日のちょっとした意識改革でしわの対策や美肌の再生が促されるのです。

しなくては!とストレスを自分に課すのではなく、今できることから、早速『しわ対策』を始めてみましょう。

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